べっ甲ピックの種類
べっ甲ピックの種類
トライアングルピック(オニギリ型ピック)
通常のピック、オーソドックスなピックです。
一番愛用されているピックで、どんなギターに
も合います。種類も豊富でエクストラハード・
ハード・ミディアムなどあります。
トライアングルピック2
トライアングルピックで少し丸みを帯びたタイプ。
フェンダーピックがこの形です。
Char(チャー)もこの形を使っています。
ティアドロップ型ピック
トライアングルピックと同様に良く使われる
タイプです。
エレキギターでソロを弾く時に使いやすいピック
です。こちらも種類は多く、いろんな厚みがあり
ます。
レインドロップ型ピック
「雨の雫」に似ている事からレインドロップと
名づけられました。特に、JAZZミュージシャン
に人気があります。
エリック・クラプトンモデル
言わずと知れた、「ギターの神様」です。
その功績は計り知れません。現在も活躍され
ており、本当に「生神様」として多くのミュー
ジシャンから尊敬されています。
リッチー・ブラックモアモデル
ディープ・パープルのリッチー・ブラックモア
は、べっ甲ピックの愛用者でした。リッチー
ブラックモアはこの5角形のピックをポール・
マッカートニー(ビートルズ)にもらったとの説
があります。ただ、もらった際、持ち手が長かっ
た為、自分で削って使ったのがこの形になったと
されています。
ビートルズモデル
リッチー・ブラックモアモデルの5mm長いモデル。
ただ、当時のピックが写った写真がなく、
上記の伝説を元に再現したピックです。
リー・リトナーモデル
70年代ラリー・カールトンと対をなして出て
きたリー・リトナーが使用していたピックです。
当時「クロスオーバー」と言われるジャンルで
衝撃的なデビューをしました。現在も第一線で
活躍している人気のジャズ・ミュージシャンです。
ポール・ギルバートモデル
速弾きギタリストのひとりとして今も君臨している
ギタリスト。ゴットハンドと言われるがごとく、
超高速の左手をサポートする右手にはこのタイプの
ピックがお似合いです。
カルロス・サンタナモデル
ラテンミュージックのカリスマ、サンタナのピック。
トライアングルより一回り大きく、取り扱いは難しい
です。
ベースピックとしても使用できるタイプです。
渡辺香津美モデル
日本を代表するジャズギタリストです。
以前は、リー・リトナータイプを使用していましたが
最近ではこの「香津美モデル」を使用されています。
JAZZ2(トゥー)
ジャズ2モデルは、小さく先が鈍角なピック。
下のJAZZ3と大きさは同じですが、先が丸く、
タッチの違いでふくよかな音を奏でます。
JAZZ3(スリー)
ジャズ?モデルは、小さく先が鋭角なピック。
速いフレーズは弾きやすいモデルです。
市販のJAZZ?にはいろんなタイプがあります。
「ウルテマ」と言う「人間の爪に一番近い素材」
が一番お勧めですが、ウルテマよりべっ甲の方が
より爪に近い材質です。
サムピック
べっ甲サムピックは、アコースティックギターに最適の
音を奏でます。
また、フィット感がバツグンで指と同化したような
錯覚に陥ることでしょう。
フィンガーピック
フィンガーピックは、人差し指や中指にはめて
使います。上のサムピックと同時にスリーフィンガー
には最高です。当然、人差し指用、中指用があります。
マンドリン用ピック
マンドリン用のピックです。マンドリン奏者は
このタイプを使う方が多いです。他にも何種類
かマンドリンピックはあります。
高級べっ甲ピック
べっ甲の原料には普通の原料と高級な原料があります。
簡単に説明すると「色」が違います。
黒い色が少なく、透明な部分が多くなればなるほど
高級品として問い扱われます。
詳しくは、べっ甲ピックの価格について?をご覧ください。
ピックガード
アコースティックギター用の
ピックガードです。
「べっ甲柄」のピックガード
は現在もありますが
本物のべっ甲製は殆どお目に
かかれません。
作ってもらうと
そうとう高いです。